「九条の会」愛知・大学人の会からの呼びかけ



私たちは憲法の改悪に反対し、憲法第九条を守ることを訴えます。
 私たちは「九条の会」(加藤周一さん大江健三郎さんなど)のアピールに賛同し、さらに多くの方々に賛同をよびかけます。

「九条の会」のアピール(2004年6 月10日)は呼びかけています。
「日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています。
 ヒロシマ・ナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって、五千万を超える人命を奪った第二次世界大戦。この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきではないという教訓を導きだしました。
 侵略戦争をしつづけることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。
 しかるに憲法制定から半世紀以上を経たいま、九条を中心に日本国憲法を『改正』しようという動きが、かってない規模と強さで台頭しています。その意図は、日本をアメリカに従って『戦争をする国』に変えるところにあります。」
 「私たちは平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが九条をもつ日本国憲法を自分のものとして選び直し日々行使していくことです。」
 「日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、『改憲』のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力をいますぐはじめることを訴えます。」

 この「九条の会」のアピールに賛同し応える動きが、全国に広がっています。
 私たちも心から賛同します。このアピールに賛同し憲法九条を守り憲法改悪に反対する意志を示そうではありませんか。多くの大学関係者の賛同をよびかけます。
 それぞれの大学においても、「九条の会」をつくるなど、憲法改悪反対、第九条を守る声をひろげていきましょう。

2004年12月18日 「九条の会」(愛知・大学人の会)発足記念講演会


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